BNPパリバ・グループは、企業の社会的責任を果たすため、経済・社員・社会・環境の各分野において世界的に取り組んでいます。サステナブルは私たちのビジネスにとどまらず、社会や社内に対しても基盤として根付いており、さまざまな活動を通して持続可能な社会の創造に貢献しています。
社員ボランティアによる積極的な社会貢献を行う「1Million Hours 2 Help」プログラムでは、世界の全社員合計で年間計100万時間のボランティア活動を目指しています。
日本では「社会」と「環境」に焦点をあて、今年初めて5月20日から27日に「ボランティアウィーク」を開催し、非営利団体や教育機関などとのパートナーシップのもと、日本のBNPパリバ・グループ全社員が一丸となり目標達成に向けて取り組みます。
荒川クリーンアッププロジェクト
パートナー:NPO法人荒川クリーンエイド・フォーラム
首都圏を貫いて東京湾に注ぐ荒川は、飲み水を提供し多くの人々の生活を支え、多数の生き物も育んでいます。しかし、河川敷のペットボトルや不法投棄された大型家電の影響により、生態系に悪影響を及ぼしています。一人ひとりが持続可能な未来を創造するきっかけとして、BNPパリバ・グループは今年のボランティアウィークでも荒川の清掃活動を行います。
荒川の活動以外でも、当グループではごみ拾いSNS「ピリカ」を用いることで社員が日頃からごみ拾いを習慣づけしており、拾ったごみの量をアプリに投稿、記録し、多く拾った社員を表彰するなど、社内でも取り組みやネットワークが広がっています。
ホスピタルアート
パートナー:NPO法人コミュナール
ホスピタルアートとは、医療機関や福祉施設内にアートを取り入れる活動で、欧米ではその効果が認められ、広く普及しています。
BNPパリバ・グループではこれまでホスピタルアートを制作するプロジェクト「ひびきあうハート ~マスキングテープに乗せる思い~」を実施してきました。2021年に徳島赤十字病院に始まり、2022年は熊本大学病院での活動を行い、医療系の学生や地域の方などが参加し、およそ900枚のマスキングテープで作られたハートが展示されました。
ボランティアウィークではBNPパリバの東京オフィスおよびオンラインで約150人の社員とその家族が参加し、アーティスト・西村公一氏によるサポートのもと、ハートをモチーフにしたマスキングテープアートを制作します。今年は都内の病院での展示が計画されており、各々のハートに乗せた思いが大きな「ひびきあうハート」となり、働く方々や利用者の皆様それぞれの心へ届けられます。「ホスピタルアートを通じていろいろな思いを自由に感じてもらいたい」というNPO法人コミュナールの思いを共に届けていきます。
トビタテ!留学JAPAN 選考委員
パートナー:文部科学省 官民協働海外留学創出プロジェクトチームトビタテ!留学JAPAN
文部科学省が官民協働のもと、日本の若者が海外留学に踏み出すための支援を行う留学奨学金プログラムです。高校、大学生等を対象とし、2014年のプログラム開始から2023年3月までに累計9,471名が採用され、欧州、北米、アジア、アフリカ等の多様な国に飛び立ち、学びを深め、そして海外やトビタテコミュニティ内のつながりを広げています。
コロナ禍で落ち込んだ留学生数をコロナ前の水準に早期に回復させることを目指した第2ステージの実施も決定しており、さまざまな社会的課題を解決するためグローバルに活躍する人材育成をサポートすべく、BNPパリバ・グループは今年も引き続きボランティアウィーク期間に選考委員として活動します。